GARNET CROWの森

■アメロク（テレビ大阪　2001年2月第2週放送）

テレビ番組「アメロク」とは、関西で活躍するアーティストをピックアップし関西からの最新情報、カルチャーをいち早くお届けしていく音楽番組です。
MASTER　UJと、清水佐紀、牧野愛子がバーをモチーフにした場所にゲストを呼んでトークをしていきます。この番組に、GARNET CROWの岡本仁志さんと古井弘人さんが出演しました。決して、トークが得意とは思えない二人のたどたどしいやりとりで展開されていきます。この二人だけのテレビゲストというのは、後にも先にも無かったように思います。

GARNET CROWはどんなグループ？
MASTER　UJ：どんなグループなんですか？まず簡単に言いますと、何系？
古井：何系・・・そうですね・・・えー・・・
司会：ビジュアル系ではないですよね。
古井：そうですね。
MASTER　UJ：何系？何系やろ？
清水or牧野：癒し系？
MASTER　UJ：でも、何系でもないですよね。
古井：そうですね。根底なベーシックの部分で、凄く意識してはじめたりしていたんですけど、だんだん進化して、ロックテーストであったり、いろいろ、曲によっても違うんですけど、ロック調が強くなってきていると思いますね。
MASTER　UJ：ロック色が強くなってる・・・

メンバーの出会い
清水or牧野：メンバーの方は、結成というか、どうやって知りあったのですか？
古井：あのー、個々にいろんなことをやってたんで、で、それでスタジオ（レコーディングスタジオ）でよく会ってたりしてて、で、ま、意気投合したというんですか。
MASTER　UJ：なるほど。そうですよね。AZUKIさんも詩書いている訳だけじゃなくて楽器もやりはるから、みんな出入りしてて。
古井：そうですね。みんな出入りしてた仲間というんですかね。
MASTER　UJ：そういう感じで結成されたわけですね。

*****VTR*****　　
古井さんのアレンジした曲の紹介
・小松未歩　「風のそよぐ場所」
・ZARD　「世界はきっと未来の中」
・WAG　「Free Magic」（AZUKIさんの作詞も紹介）
ZARD船上ライブ　岡本さんのサポートギターの模様を紹介

MASTER　UJ：お二人が共通してやってるというのは、あの、今年ですね、10周年迎える、ZARDのね、あのー、曲とかがあるんですが、どうですか、ZARD坂井さんに対するエピソードなんかはありますか。面白い話とかは。
古井：面白い話は無いんですけど（すこし困惑）
MASTER　UJ：何か聞きたいんですけど、会った人しか語れないわけじゃないですか。
古井：そうですねぇ、何度かお会いしたことありますけど、すごく人間的にも素敵な方ですよね。あんま、深い話とかはしてないですけど、
MASTER　UJ：ギャクとかいわなさそうですもんね。
古井：そうですね。
MASTER　UJ：岡本さんはどうですか？
岡本：う、あー、高校の頃とかよく聴いてたから、ま、気軽にはしゃべれないですよね。
MASTER　UJ：なるほど（笑）。学校の頃聴いてたひとと一緒に仕事して、ギター弾いてますという感じで、ねぇ。船上ライブでもそうだったとか。
岡本：単純に楽しかったですね。
MASTER　UJ：楽しかった。なんか、楽しめる雰囲気までいってしまったと。うんうん。

*****VTR*****
ZARD船上ライブ　「負けないで」

メンバーについて
MASTER　UJ：せっかくなんで、他のメンバーのことをついでに聞いちゃいましょう。ボーカルの中村由利さんてそんな感じなんですか？
古井：ん・・・彼女のすごく・・・なんてゆうんですかね、すごくいいメロディーメーカーだろうって感じますし、声とかもすごく魅力的ですし、ていうか、あの質感はなかなか、他の人には出せないんじゃないかと。えー、思ったりしてるんですけど。
MASTER　UJ：普段はどうなんですか？
古井：普段ですか？僕が会うときはおとなしいですね。
MASTER　UJ：おとなしい人しか入れないグループなんですか？
古井：そうじゃないんですけど。えー。本当はどうなんでしょう。
MASTER　UJ：岡本さんのソロも、AZUKIさんのね、歌詞で歌ってはりますけどねぇ、AZUKIさんはどういう方なんですか？
岡本：むっちゃ単純に詩すごいですよね。書けること自体がすごいなぁと。僕が書くと終わらないから。
MASTER　UJ：終わらない（笑）　終わらないことになってしまう、そうか・・・ラッパー向きかもしれへんな、フリースタイルの。

*****VTR*****
岡本仁志　「First fine day」の紹介

1stアルバムについて

*****VTR*****
GARNET CROW　「夏の幻」

MASTER　UJ：1月31日に出たばっかりのアルバムについて教えて下さい。これに困ったとか、こういう感じで作ったやとかとか、
古井：そうですね。まー、全曲大事に作ってますね。期間が長いですから、デビューシングルが出てから、
MASTER　UJ：デビューしてからの期間が長いから、
岡本：まとめあげるというか、いろんな変化があるから、1枚にまとめるにはどうしたらいいかとか、
MASTER　UJ：そん中で結構、雰囲気を変えたりしてるから、
古井：たしかに、1年間の集大成。それに近いものが、デビューから今に至るまでの、トータル感といいますか、
MASTER　UJ：いいですよねー、ジャケットとかかわいらしくねぇ。してはって。
MASTER　UJ：ラップとかしてたら、強面に作られたりするからねぇ。

（清水or牧野がCDのジャケットを見て、メンバーと見比べている）
清水or牧野：見比べてるんです（笑）

古井：似てますか？（笑）。
MASTER　UJ：岡本さん、かわいいっていわれません？女性の方に。
清水or牧野：猫っぽい。アライグマみたい。
MASTER　UJ：無茶苦茶言うな、自分（笑）
MASTER　UJ：男でかわいいといわれるのは嫌という人がおおいんですけど。
岡本：すごい嫌です。

*****VTR*****
1stアルバムの紹介

今後挑戦したいことは？
MASTER　UJ：今後挑戦したいことがあれば。
古井：僕は、更なる自分の追及、まだ、納得いっているわけではないんで。更に今年も新たな自分を探しに。
MASTER　UJ：旅に出る。音楽の旅にでる。
MASTER　UJ：岡本さんは。
岡本：音楽と関係ないんですが、スポーツで体を鍛えななー。
MASTER　UJ：なるほど。どんなんしようか決めてます？
岡本：いや、まだ。
MASTER　UJ：今から考えようかなと。体力は必要ですか、やはり。
岡本：いや、体力が明らかに落ちてるのがわかるから。
MASTER　UJ：なるほど。んー、是非それに挑戦したいと、言うことですね。

MASTER　UJ：1月31日に発売する新しいアルバムです。題名はのほうは？
古井：これは・・・えー、サウンドスコープですね。

MASTER　UJ：今週のゲストは、GARNET CROWから古井さんと岡本さんでした。どうもありがとうございます。
（古井さん、岡本さん会釈）